2010年10月16日

AKARI という名前の由来について

ネーミングは ARIA the Animation / ARIA the Natural / ARIA the Origination というアニメに登場する水無灯里からです。 ARIA はTV放映時に ARIA the Natural の最終話を観たことしかなく、当時は話の内容を全然理解できませんでした。しかし、今年6月、 YouTube で ARIA 全話を観て、カードキャプターさくらの世界の再来とでも言いましょうか、優しくて幸せな気持ちを味わえる作品であることを知りました。アニメを気に入ったので、原作を買って読んだ上で、今回は ARIA の登場キャラの中から選ぼうと決めました。

「 TOMOYO はアクセスを制限することでセキュリティを高める道具であるから、安全なLAN環境にある開発マシンに導入しても意味が無い」と誤解されているという仮定の下、「 TOMOYO の自動学習機能を用いてアクセス要求を記録することにより開発環境用のデバッグツールとしても利用できる」ことを知ってもらうために AKARI プロジェクトを始めました。
そのため、最初はアクセス要求を記録する機能だけを実装して ARIA ( Access Requests Instant Accumulator ) という名前で公開しようと考えていました。しかし、公開のために sourceforge.jp にプロジェクトを作ろうとして「 Linux ARIA 」で検索してみたところ、既に国産ダウンローダソフトの名前として ARIA というのが使われていたことが判明。また、ソースコード的にも TOMOYO のソースコードからポリシー違反が発生してもエラーを返さないようにするだけという、何とも中途半端で存在意義不明な実装になっていたため、「やっぱりアクセスを制限する機能は残しておこう」と決めました。

そして、実装内容と実装方法について決まったので、 sourceforge.jp のプロジェクト名を考えることになりました。
まぁ社長に噛みつかれて「ぷいにゅ〜」な ARIA 社長を候補から外すとなると、当たり前だったものをキラキラ輝かせてみせる「摩訶不思議」な AKARI ちゃん、「あらあら、うふふ」と言いつつ全てお見通しな ALICIA さん、「〜〜禁止」を連発する AIKA ちゃん、「でっかい自分ルール」な ALICE ちゃん、「すわっ」を連発する AKIRA さん、陰で助けてくれる「気配り名人」な ATHENA さん、妖術を使う「神出鬼没」な Cait Sith さんが候補として挙がりました。

検討の結果、「アクセス要求内容( Access )の保存( Keep )と制限( Regulate )を行う道具( Instrument )である」「ローダブルカーネルモジュールなのでどんな環境でもすんなりと溶け込んでいける」「ブラックボックスなシステム内部の動作に光を当てることができる」などの理由から AKARI ( Access Keeping And Regulating Instrument ) になりました。「 Linux AKARI 」で検索したところ、 sourceforge.net には同名のプロジェクトが存在していましたが、もはや活動していないので混乱することはないだろうと考え、 AKARI という名前で申請しました。

スラドにはTUBASAを期待している人がいましたが、 Tokyo までは楽しめる作品だったのに、 Tokyo 以後は読むのが辛い作品になってしまったので、遠慮させていただきました。

posted by 熊猫さくら at 02:02| Comment(2) | TrackBack(0) | AKARI
この記事へのコメント
TOMOYO マージ記念にセル画を送ったものです。

ARIA the Animation / ARIA the Natural / ARIA the Origination という作品は調べた限りではかなり最近の作品で、セルが無いのですがどうしましょう :-)
Posted by yugmix at 2010年11月23日 03:36
お久しぶりです。

想いは視聴者の心の中に残るので
モノは無くとも大丈夫ですよ。 ;-)
Posted by 熊猫さくら at 2010年11月23日 09:11
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